Dubai Market Report
マーケットレポート
上半期の取引額は、5年で4.7倍になった
2026年上半期は AED 286.4B。史上最高だった2025年には届きませんでしたが、2024年上半期を22.9%上回る史上2番目の規模です。
2026年は2月28日から6月17日まで戦時下にありました。その半年を含めてなお、2024年上半期を22.9%上回っています。下半期が上半期のペースを18%下回っても2024年通年を超えるため、通年でも史上2番目になると見込んでいます。
戦争はどの四半期に効いたか
開戦を含む第1四半期は、前年同期を上回りました。落ち込みが出たのは第2四半期です。
2026年第1四半期は175.9B AED。2月28日の開戦を含みながら、2025年第1四半期の156Bを12.8%上回りました。市場が止まったのは第2四半期で、5月が底です。5月は25日から29日までイード・アル=アドハーの休暇にあたり、稼働日数が少ない月でもありました。
出典:2025年の四半期はドバイ土地局を出典とする公開報道。2026年の四半期は、エミネンス・レポート2026年上半期に掲載した月次(ドバイ土地局・全物件種別の売買)を当研究所が合算したものです。
動いたのは価格ではなく、買われた物件
平米単価は1月から7月で7.7%しか下がっていません。平均取引価格が大きく動いたのは、取引されている物件そのものが変わったためです。
住宅取引に占めるアパートの比率(1月→7月)。戸建て系が減り、アパートに集中しました。
ヴィラの取引件数(5月の底→7月)。2か月で30.1%戻し、7月は全体の伸び(+3.7%)を大きく上回りました。
1月 1,033 / 2月 984 / 3月 861 / 4月 591 / 5月 365 / 6月 420 / 7月 475(件)
月次の推移
| 月 | 取引件数 | 総額(AED) | 平均価格(AED) | 単価(AED/sq ft) |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 15,769 | 約53.4B | 3,387,913 | 1,923 |
| 2月 | 15,593 | 約45.7B | 2,932,261 | 1,947 |
| 3月 | 12,895 | 約37.3B | 2,894,959 | 1,924 |
| 4月 | 13,112 | 約37.7B | 2,876,866 | 1,972 |
| 5月 | 9,511 | 約21.9B | 2,305,081 | 1,773 |
| 6月 | 12,404 | 約25.3B | 2,036,358 | 1,784 |
| 7月 | 12,858 | 約26.2B | 2,034,531 | 1,774 |
出典 Property Monitor(住宅:アパート・タウンハウス・ヴィラ)。上段の上半期・四半期はドバイ土地局の全物件種別で、集計範囲が異なるため数値は一致しません。各月の数値は当該月レポートの公開時点の値です。円換算は 1 AED = 44円(2026年7月9日時点)。
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半期の総括
Eminence Report — H1 2026 エミネンス・レポート 2026年上半期 全53ページ/特集:イラン戦争はドバイ不動産に何をしたか/監修:森 和孝 読む →月次レポート
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出典 Property Monitor(propertymonitor.ae)。数値は参考値であり将来の成果を示すものではありません。