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アブダビ不動産|エリア比較

アブダビ不動産の投資ガイド【2026】|価格・利回り・エリア・ドバイとの違いをADREC免許の弁護士が解説

島ごとに、暮らしと投資の理由がある。

アブダビは一つの市場に見えて、島・本土・文化施設・金融街で性格が異なります。地図とエリアの特徴から、候補を絞ります。

アブダビの島と主要エリアの位置を示す地図
まず、島と中心部の位置関係を確認する

地図データ © OpenStreetMap contributors

1,170億AED2026年上半期の取引総額
16,838件2026年上半期の販売取引
138億AED2026年上半期の海外直接投資(前年同期比309%増)

出典:ADREC 2026年上半期取引レポート(ADREC公式発表)。円換算は 1 AED=44円(2026年7月11日時点)。

5つのエリアを、
写真と役割で見る。

同じエリア名でも、棟・向き・階・引渡し時期によって条件が変わります。ここでは、比較の入口となる特徴と、想定利回り・年間想定値上がりを並べます。

ヤス島の街並み
01

ヤス島

文化・レジャー施設と大型開発が集まる島。居住・賃貸・将来の都市機能をあわせて確認します。

表面 6〜8%/値上がり +9〜12%/年

ヤス島を詳しく見る →
アルリーム島の街並み
02

アルリーム島

アブダビ島に近い高層住宅地。中心部との距離と、物件ごとの管理・眺望を比較します。

表面 7〜8%/値上がり +8〜10%/年

アルリーム島を詳しく見る →
サディヤット島の街並み
03

サディヤット島

文化施設と海辺の住宅地が共存するエリア。供給、価格帯、利用目的を丁寧に確認します。

表面 5〜6%/値上がり +9〜12%/年

サディヤット島を詳しく見る →
04

アルマリヤ島

金融・商業機能が集まる島。住宅としての選択肢と、周辺エリアとのつながりを確認します。

表面 5〜7%/値上がり +7〜9%/年

アルマリヤ島を詳しく見る →
フダイリヤット島の街並み
05

フダイリヤット島

新興のライフスタイル開発。初期参入の将来性を見ながら、供給と進捗を確認します。

表面 5〜6%/値上がり +10〜13%/年

フダイリヤット島を詳しく見る →

アブダビはUAEの首都で、外国人が所有できる投資区域が2026年上半期に50地区へ広がり、登記料はドバイの4%に対して2%です。2026年上半期の不動産取引総額は約5.15兆円(AED 117B)で前年同期比+112%、外国直接投資は+309%(ADREC公式)。規模ではドバイ、伸びの速さではアブダビ、というのがいまの位置関係です。本ページでは、価格・利回り・主要エリア・ドバイとの違い・買い方を、エリア比較表とあわせて解説します。

当社はドバイ土地局(DLD)とアブダビ不動産センター(ADREC)の両方の仲介免許を保有しています(DLD ORN 47845/ADREC 20260000902169・会社概要に記載)。アブダビの物件も、ドバイと同じ窓口・同じ担当者で相談できます。

アブダビ不動産は、ドバイより市場規模が小さい一方、新築価格が抑えられたエリアが残り、都市開発によるキャピタルゲインを狙いやすい段階にあります。ヤス島、サディヤット島、アル・リーム島など、需要を生む施設と供給計画を合わせて判断します。

新築価格ドバイより抑えられた新築価格帯が残る。登記手数料は2%が目安(ヤス島で0%施策の実績)。
キャピタルゲイン余地主要4島の都市開発と2030年までの供給計画が、値上がり余地の判断材料。
賃貸需要首都の駐在員・投資ゾーンの需要。インカム重視ならアルリーム島・ヤス島が目安。
売却時の流動性市場規模はドバイより小さい。出口は取引量と買い手層をエリア別に確認する。

アブダビ(UAEの首都)の主要エリアを、想定利回り・年間想定値上がり・平米単価(円/m²)・投資ポジションで比較できます。ヤス島はエンタメ拠点で登記手数料0%の取得施策(アルダールのキャンペーンによる時限的措置・アブダビ標準は2%)が行われた実績があり、アルリーム島は中心部至近で外国人がフリーホールド取得できる高利回りの投資ゾーンです。サディヤット島・アルマリヤ島はプライム、フダイリヤット島は新興のライフスタイル開発です。

当社の実取引データ当社(Eminence Luxe)の2026年6月末時点に詳細集計した約70件の確定取引(ドバイ・アブダビ)のうち、アブダビ(ヤス島/アルリーム島)が約8%を占めています。ドバイ中心ながら、首都アブダビの登記コストの低さ・利回りに着目する日本人投資家からの関心も着実に高まっています。(自社実績の速報値・構成比)

アブダビの不動産市場はいまどうなっている?

指標(2026年上半期)実績前年同期比
取引総額約5.15兆円(AED 117B)+112%
売買総額約3.79兆円(AED 86.1B・16,838件)+163.7%
外国直接投資約6,072億円(AED 13.8B)+309%
非居住投資家の国籍数116か国前年82
外国人が所有できる投資区域50地区上半期に8地区追加

出典: ADREC(Abu Dhabi Real Estate Centre)2026年上半期公式発表(2026年7月17日)。円換算1AED=44円(2026年7月11日時点)。詳細は「アブダビ不動産 2026年上半期レポート」へ。

ドバイとの違いは?

観点アブダビドバイ
登記料2%が目安4%が目安
仲介手数料(中古)2%が基準2%が目安(新築0%)
外国人の所有指定の投資区域(50地区)で可フリーホールドエリアで可
市場の性格政策主導・供給規律・長期保有向き市場規模・流動性・物件の選択肢
2026年上半期の取引総額約5.15兆円(+112%)ドバイ側は「ドバイ不動産 2026年上半期レポート」参照
ゴールデンビザ(不動産経路)全額支払いが必要累計24%の支払い(Oqood発行)で申請可

流動性と市場規模を重視するならドバイ、政策主導の長期成長やUAE内での地域分散を重視するならアブダビが候補です。両都市を組み合わせる方法もあります。

アブダビの不動産価格はいくら?

ADREC 2025年データの平均売買単価(アパート)はエリアで大きく異なります。

エリア平均売買単価(AED/㎡・2025年)円換算(目安)
サディヤット島約32,000約141万円/㎡
ヤス島約19,000約84万円/㎡
アルリーム島約15,000約66万円/㎡

出典: ADREC Abu Dhabi Real Estate Market Report 2025(2026年上半期の値ではない)。サディヤットの超高級プロジェクトでは平均70,000〜90,000AED/㎡超の例もあります。エリア平均は入口で、同じ島でもプロジェクト次第で単価は2倍以上開きます。

アブダビ不動産の将来性は?

将来は保証できませんが、判断材料になる公式値は次のとおりです。2026年上半期の取引総額は前年同期比+112%、外国直接投資は+309%、非居住投資家の国籍数は116か国(前年82)で、資金の出し手が多国籍化しています。実体経済側では、アブダビの実質GDPは2025年第3四半期に約14.33兆円(AED 325.7B・前年同期比+7.7%)、うち非石油部門は+7.6%で経済構成比54.0%です(ADREC・SCAD公式値)。

材料内容読み方
投資区域の拡大外国人が所有できる投資区域が50地区へ(2026年上半期に8地区追加)買える場所と買い手層が広がる
住宅供給の計画2030年までに約40.1万戸→約45.9万戸(約5.8万戸増・予測)供給増は価格の上値を抑える要因。棟・エリア・完成後の競合在庫を確認して選ぶ
観光・娯楽への投資ディズニー・アブダビ(ヤス島)は開業日未発表。設計1〜2年・建設4〜6年という発言からの逆算では2030〜2033年が有力期待の織り込みは着工の遅れとともに遅れる。短期の値上がりより、観光・娯楽で経済を組み替えている流れとして見る
市場の性格政策主導・供給規律・長期保有向き(ドバイは市場規模・流動性・選択肢)UAE内での地域分散、政策主導の長期成長を重視する投資家向け

当社の基本シナリオは「成長継続と正常化」です。伸び率は2026年上半期の水準がそのまま続く前提には置かず、エリアごとの供給計画と実需(首都の駐在員・投資ゾーンの賃貸需要)で判断します。半期ごとの数値は「アブダビ不動産 2026年上半期レポート」で更新しています。

アブダビ 主要エリア 比較表

エリア区分平米単価(円/m²・目安)想定利回り年間想定値上がり
ヤス島
Yas Island
新興・エンタメ拠点約69〜92万円/m²
AED/sq ft 1,450–1,950
6〜8%+9〜12%/年
アルリーム島
Al Reem Island
投資ゾーン・高利回り約54〜73万円/m²
AED/sq ft 1,150–1,550
7〜8%+8〜10%/年
サディヤット島
Saadiyat Island
プライム・文化地区約107〜137万円/m²
AED/sq ft 2,250–2,900
5〜6%+9〜12%/年
アルマリヤ島
Al Maryah Island
金融街プライム約95〜123万円/m²
AED/sq ft 2,000–2,600 目安
5〜7%+7〜9%/年
フダイリヤット島
Hudayriyat Island
新興・再始動約71〜99万円/m²
AED/sq ft 1,500–2,100 目安
5〜6%+10〜13%/年

※ 円/m²は 1 AED ≈ 44円(2026年7月11日時点)・1m² = 10.764 sq ft で換算した参考値です。出典データ(Property Monitor)はAED/sq ft建てです。

※ 年間想定値上がりは年率換算の参考値です。元データの対象期間はエリアにより異なります。

※ 数値はすべて「想定」「目安」を含む参考値です。横スクロールで全項目を表示できます。

アブダビ投資のポイント

① 登記コストと取得施策

アブダビの不動産登記手数料は2%が目安ですが、ヤス島などでは登記0%の取得施策が行われた実績があります(アルダールのキャンペーンによる時限的措置で、条件・期間あり。アブダビの標準登録税は2%)。ドバイ(4%目安)より取得コストを抑えやすい場面があります。

② どこで外国人が買えるか

アブダビでは指定された投資ゾーン(Investment Zone)で外国人がフリーホールド取得できます。アルリーム島・ヤス島・サディヤット島・アルマリヤ島などが代表的です。

③ 利回り重視か、プライム・将来性か

インカム重視ならアルリーム島・ヤス島、資産性・ブランドならサディヤット島・アルマリヤ島、初期参入の将来性ならフダイリヤット島が目安です。

買い方と、購入前に確認する5点

外国人は指定投資区域内で購入できます。売買登録料は原則2%、仲介手数料も2%が基準です。契約前に少なくとも次の5点を確認します。

  1. Madhmoun 広告許可番号
  2. 仲介会社・ブローカーのADRECライセンス
  3. プロジェクトとSPA(売買契約書)のADREC登録
  4. エスクロー口座と支払先
  5. 譲渡条件、管理費、完成後の賃貸・相続

当社はADREC公認(登録番号は本ページ末尾の監修者表記どおり)で、2026年5月にアブダビ支店を開設しています。

法人名義での購入は→ 日本法人でアブダビの不動産を購入する方法(支店設立・当局承認・直接登記)

購入の流れ

  1. 目的・予算・保有期間を決める(インカム重視/資産性/将来性)
  2. 投資区域内でエリアと物件を比較する(同じ島でもプロジェクト次第で単価は2倍以上開く)
  3. 予約金を入れ、SPA(売買契約書)の内容とADREC登録・エスクロー口座を確認する
  4. 支払いスケジュールに沿って送金する(新築は完成までの分割払いが一般的)
  5. 引渡し(スナッギング)と登記、賃貸付けまたは自己利用へ

購入時の費用

売買登録料は原則2%(ドバイは4%が目安)、仲介手数料は中古で2%が基準です。ヤス島ではデベロッパーのキャンペーンで登記0%の時限施策が行われた実績があります(条件・期間あり)。管理費・引渡し後の維持費は物件ごとに確認します。

税金

UAE側では、個人の家賃収入・売却益に対する所得税・譲渡益課税・固定資産税はありません(商業物件・サービスにはVAT5%)。ただし日本の居住者は、家賃収入が日本で不動産所得、売却益が譲渡所得(5年超の長期は20.315%)として課税されます。法人で持つ場合はUAE法人税9%と日本のCFC税制を別途確認します。詳細は「税務ガイド」へ。

主なリスク

  • 市場規模と流動性がドバイより小さい。出口は取引量と買い手層をエリア別に確認する
  • 2030年までの供給増(約5.8万戸・予測)。完成後の競合在庫が多いエリアでは賃料・価格の上値が抑えられる
  • 開発計画の遅延(開業日未発表のプロジェクトを織り込んだ価格)
  • 円建てで見た為替変動。考え方は「価格推移とリスク」の為替の章と同じ

関連ページ

はじめての方はこちら:購入から出口までの完全ガイド

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よくあるご質問

アブダビとドバイ、どちらが利回りは高いですか?
一概には言えませんが、アブダビのアルリーム島(7〜8%)やヤス島(6〜8%)は高めの想定利回りです。ドバイのJVC等と同水準を狙える一方、エリア・物件により幅があります。いずれも目安・参考値で、登記コストや管理費も含めた実質で比較することが重要です。
アブダビで外国人が不動産を買えるエリアはどこですか?
アブダビでは指定された投資ゾーンで外国人がフリーホールド取得できます。ヤス島・アルリーム島・サディヤット島・アルマリヤ島などが代表的です。登記手数料は2%が目安で、ヤス島等で0%施策が行われた実績があります(アルダールのキャンペーンによる時限的措置・条件期間あり。アブダビ標準は2%)。
アブダビの不動産は外国人でも買えますか?
買えます。ADRECが指定する投資区域内で所有でき、2026年上半期に8地区が追加されて合計50地区になりました。
アブダビとドバイ、どちらに投資すべきですか?
目的によります。市場規模・流動性・選択肢ならドバイ、政策主導の長期成長やUAE内での分散ならアブダビが候補です。当社は両都市の免許を持ち、同じ基準で比較してご提案します。
アブダビの不動産は今後も成長しますか?
将来は保証できませんが、2026年上半期の取引総額は前年同期比+112%、外国直接投資+309%で、人口・雇用・非石油部門の成長が需要の土台にあります(ADREC・SCAD公式値)。当社の基本シナリオは「成長継続と正常化」です。
アブダビ不動産の購入にかかる費用はいくらですか?
売買登録料は原則2%(ドバイは4%が目安)、仲介手数料は中古で2%が基準です。ヤス島などで登記0%の時限施策が行われた実績があります(条件・期間あり)。UAE側では個人の家賃収入・売却益に課税されませんが、日本の居住者は日本で申告・納税が必要です。
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出典:Property Monitor / DLD / ADREC / Property Finder / Bayut / Eminence Luxe 投資分析(2026年Q1時点)。想定利回り・年間想定値上がりは参考値(値上がりは年率換算)で、将来の成果を保証するものではありません。1 AED ≈ 44円(2026年7月11日時点)。

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