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ドバイ・アブダビ不動産戦略研究所
中東法務の森|カタール

カタールの最低賃金|GCC初の非差別的な制度

※ 本ページは2026年7月31日時点の法令・公表情報に基づきます。法令・施行日・閾値は改正が頻繁なため、実行前に一次出典および専門家にご確認ください。

カタールはGCCで初めて非差別的な最低賃金を導入しました(2021年3月施行・法17号)。国籍・職種を問わず一律に適用され、家事労働者も対象に含まれます。

最低賃金の構成(2021年3月施行・法17号)基本給1,000 QAR住宅手当500 QAR食費手当300 QAR住宅手当・食費手当は、住居・食事を現物で提供する場合には手当に代えることができる国籍・職種を問わず適用され、家事労働者も対象となる。最低賃金委員会が少なくとも年1回見直す
カタールの最低賃金は基本給1,000QARに住宅・食費の手当を加えた構成

最低賃金の構成

基本給月1,000QAR(全国籍・全職種・家事労働者を含む)
住宅手当月500QAR(現物提供がない場合)
食費手当月300QAR(現物提供がない場合)

住居・食事を現物で提供する場合、それぞれの手当に代えることができます。最低賃金委員会が経済情勢を踏まえ、少なくとも年1回見直しを行います。

賃金保護と制裁

賃金はWPS(賃金保護システム)を通じた銀行送金によります。賃金不払(66条)については、1年以下の拘禁および/またはQAR2,000〜10,000の罰金が定められています(145条の2)。家事労働者の賃金不払についてはQAR10,000以下とされます。行政上は、MOL手続の停止やWPS関連の措置が講じられます。

この論点の要点

  • 基本給1,000QAR+住宅500QAR+食費300QAR(現物提供がない場合)
  • 国籍・職種を問わず適用され、家事労働者も対象
  • 賃金不払は拘禁および/またはQAR2,000〜10,000の罰金
出典 労働法(2004年法律14号)(カタール公式法令ポータル)66条・145条の2、法17号(2020年)、MOL公表資料。2026年7月31日時点。
監修:森 和孝(国際弁護士/日本法・UAE法)
One Asia Lawyers Group パートナー弁護士
本監修は「中東法務の森」の全ページを対象とします。最終確認日:2026年7月31日 / 更新方針:随時
プロフィール:One Asia Lawyers GroupEminence Luxeブロックチェーン推進協会
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本ページは Eminence Luxe Real Estate Brokerage L.L.C.(DLD ORN 47845/ADREC 20260000902169)による一般的な情報提供であり、個別の法律助言ではありません。