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Eminence Luxeエミネンスラックス
UAE FIELD NOTESby Eminence Luxe

数字、場所、言葉から、UAEの現在地を読む。

ARCHITECTURE FIELD GUIDE

建物の名前が分かると、街の見え方が変わる。

公開日 最終更新日

ドバイやアブダビの建築は、単に「大きい」「豪華」というだけではありません。都市がどの時代に、何を世界へ示そうとしたのかが、輪郭、素材、構造、立地に表れています。

街中でタクシーに乗ったとき、遠くに見える建物の名前を一つ言えるだけでも、会話のきっかけになります。まずは、形を見れば思い出せる11の建築から始めます。

ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)

ドバイの基準点になる超高層建築。高さだけでなく、中心から三方向へ伸びる平面と、上へ行くほど段階的に細くなる輪郭に注目すると、遠景からでも識別できます。

未来博物館(Museum of the Future)

楕円形の外装をアラビア書道が包む建物。窓、文字、外装が別々の要素ではなく、一つの表現として統合されています。シェイク・ザイード・ロードを走るときの目印にもなります。

ドバイフレーム(Dubai Frame)

ザビール・パークに立つ巨大な額縁。南側の歴史地区と北側の現代都市を一つの視界に収め、「過去と現在を切り取る」という都市的な役割まで形にしています。

ザ・オプス(The Opus)

ザハ・ハディドが設計した、中心をえぐり取ったような立方体。昼は外形、夜は中央の空洞が強調され、見る時間によって印象が変わります。日本語で「ザオウパス」と表記されることもありますが、本稿では「ザ・オプス」に統一します。

ドバイ歌劇場(Dubai Opera)

伝統的な帆船ダウを思わせる輪郭を持つ文化施設。超高層建築が集まるダウンタウンで、人が集まり、滞在するためのスケールをつくっています。

ブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)

帆の形で知られる海上ホテル。ジュメイラの海岸線を象徴する建物で、近くから見るより、海岸やマディナ・ジュメイラ側から全体像を見ると形が分かりやすくなります。

カヤン・タワー(Cayan Tower)

上へ進むにつれて外形がねじれるドバイマリーナの高層住宅。マリーナの遊歩道や水上から見ると、周囲の直線的なタワーとの違いが際立ちます。

アトランティス・ザ・パーム(Atlantis The Palm)

パームジュメイラの先端に位置するリゾート。中央の大きなアーチと左右対称の構成は、人工島の軸線上に置かれたランドマークとして設計されています。

アトランティス・ザ・ロイヤル(Atlantis The Royal)

積み重ねたブロックの間に大きな空隙をつくる、水平性の強いリゾート建築。アトランティス・ザ・パームと並べて見ると、同じ場所で異なる時代のリゾート像を比較できます。

エミレーツパレス(Emirates Palace)

アブダビの海岸に広がる宮殿的なホテル建築。多数のドーム、長い正面、庭園を含む配置によって、単体の建物というより一つの都市景観をつくっています。

キャピタル・ゲート(Capital Gate)

大きく傾いた外形で知られるアブダビの高層建築。高さ160メートル、約18度傾く構造は、ギネス世界記録で「最も傾いた人工建造物」として認定されています。

未来の1計画 — ドバイ・クリーク・タワー(Dubai Creek Tower)

当初はブルジュ・ハリファを上回る構想として注目された塔です。設計は見直され、2026年6月時点で入札の延期が報じられています。新しい高さと完成時期は未公表です。

完成建築11選と同列には数えず、「次の世界一になるのか」を追う未来計画として掲載します。完成予想図より、入札、着工、高さ、完成時期の公式確認を優先します。

建築家・設計会社がUAEへ進出するとき

UAEでは、建物の意匠だけでなく、現地法人、契約、許認可、パートナー選定、知的財産、報酬回収まで含めて進出を設計する必要があります。エミネンスでは、日本の建築家・設計会社がUAEで仕事を始める際の拠点づくりと制度面の整理を支援しています。

建築を観光として見ることと、自らこの市場へ参加すること。その二つをつなぐ視点も、UAE FIELD NOTESで継続して紹介します。

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公式情報

建築の公開範囲、入場、撮影、営業時間は、Visit Dubai、Experience Abu Dhabiおよび各施設の公式サイトを最終確認先とします。

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